2008年2月16日土曜日

アダルトサイトの変化 ~1~

検索エンジンスパムとは少し離れるが

今回から2度に分けて
アダルトサイトの変化を少し書いて行こうと思う。

考えればわかることであるが、
最初に1つだけ前ふりをしておきたいことがある。

それは
「アダルトサイト運営を慈善事業としてやっているサイト管理者は
(一部を除いて)ほぼ100%いない」

ということだ。

そのことを、最初にきちんと理解してもらった上で話をしようと思う。



まず、一昔前(と、言ってもまだ数年前のことだが)
特にダイアルアップやISDNが主流だったころ
アダルトサイトの収入源はダイヤルQ2や海外プロバイダーなど有料ダイヤル回線からの収入だった。

そのため、サイトへ入ると同時にダイヤルQ2へ自動的に繋がったり
高額な国際電話回線に繋がったりしていた。(下図)





サイト内をみているうちに
「これより先は国際電話通話代がかかります」などが出れば
そこから先はユーザーも納得の上でサービスを受けることとなる。


しかし
何の説明なかったり、「サイト入り口」や「18歳以上です」をクリックしたと同時に
Q2に接続されたり、海外のプロバイダーに接続されたりということが起こるようになった。

ひどい場合は何らかの接続ソフトをダウンロードさせられ
一度接続するとそれ以降のインターネット接続は
すべて自動的に有料回線を通し閲覧することになるということもあった。

それにより
使った覚えのないダイヤルQ2や国際通話の請求や
それに便乗するように架空請求などが発生し
世間をにぎわせた。
(実際、私も中学時代に、こっそり見たアダルトサイトのせいでQ2請求がきたことを覚えている・・・)

この背景には
インターネットの世界における検索エンジンの重要視されていない時代
サイト管理者にとって検索結果上位に表示されようが、されまいが特に関係なく
そのため、
どれだけ質のよいコンテンツ(画像など)を用意するかではなく
どうやって稼ぐか、悪く言えばどうやって騙すか
を目的として
サイト作りをしていたように思えるものも少なくなかった。

なんせ、一度「接続ソフト」をダウンロードさせれば
後はサイトに来てもらう必要はないのだから。

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